トランプ氏 メキシコに不法移民と麻薬密売を抑制しないと25%関税を課す




米国に本拠を置く多言語メディア The Epoch Times によると
President-elect Donald Trump recently threatened a 25 percent tariff against Mexico if it didn’t act to curb illegal immigration and fentanyl trafficking.
『ドナルド・トランプ次期大統領は最近、メキシコが不法移民とフェンタニルの密売を抑制する措置を取らなければ、メキシコに25%の関税を課すと警告した。』
という。
Mexican Officials Make Record Fentanyl Seizure Days After Trump Tariff Warning
メキシコ当局、トランプ関税警告の数日後に記録的なフェンタニル押収

このトランプ氏の警告に対してビビったメキシコ政府は12月4日、治安部隊により同国史上最大となるフェンタニル*押収を行い、シナロア州で合成オピオイド*1,100キログラム(1.2トン)を押収したと発表した。

*フェンタニルとは鎮痛剤として使用される非常に強力な合成オピオイド(ケシから採取される成分による化合物)、要するに麻薬だ。

メキシコ政府によれば、今回の成果は長年の地道な捜査が偶々今実を結んだと言っており、トランプ氏の恫喝にビビッて重い腰を上げたとは言っていない(笑

トランプ氏は中国に対しても、フェンタニルとその前駆物質の生産を止めなければ10%の追加関税を課すと警告した。米国では中国からの合成オピオイドの過剰摂取が何十万件も発生しているという。

就任前から次から次へと改革を進めているトランプ氏ににより、米国は今後大いに変わるだろう。

さて日本はといえば、欧州の保守化と反グローバリズムの波にも完全に乗り遅れている。この際米国等の外圧で変わるしかなさそうだ。

ここはトランプ氏が創設すると噂の「日本対策省」の話しが真実である事に期待しよう。