令和5年分の政治団体の収支報告書が総務省から公開されている。
⇒総務省 政治資金収支報告書 令和6年11月29日公表(令和5年分 定期公表)
これには寄付金の領収書問題で揺れている日本保守党(日保党)も勿論公開されている。
⇒日本保守党収支報告書
これを見ると、まず最初のページでは
左側を拡大すると、住所は
東京都江東区門前仲町1-11-7、中町塚本ビル3階
代表者:百田尚樹、会計責任者:有本香、事務担当者:宗川龍介
と判る。
それにしても行き成りの住所訂正って何なんだ?
右側では、政治団体の区分は「その他の政治団体」であり、国会議員関係政治団体ではなく、政治資金規正法台18条の2第1項の規定よる政治団体、でもない。
次に収支の状況は、収入としては前年からの繰り越しは無いから、全て今年の収入であり、その額は4億7千9百31万5868円で、支出は3千5百67万4590円。何と繰越金が4億4千3百64万1278円も発生している。これが令和6年の衆議院東京15区補選の資金になったのだろう。
金が無い無いと言っていて、候補者の飯山さんにまで何百万単位の金を出せと言っていたようだが、な~んだ、今年の年明けには4.4億円も持っていたんじゃないかぁ。
収入の内訳は、個人の負担する党費または会費が4億1千3百64万1278円と、収入の殆どを閉めている。会員には年会費6,000円、すなわち月に500円のワンコイン党員というか「底辺の会員」と、2万円の特別会員があるようだ。
そこで、特別党員の数を推定すると、全員がワンコイン党員とすると集まる会費は53,971人×6,000円=323,826,000円で、418,335,000-323,826,000=94,509,000円。特別会員は14,000円多く払っているから、
94,509,000÷14,000=6,750人となる。
実際には合計が千円合わないのだが、約54,000人の党員の内6,750人が特別党員だったという事で、その割合は12.5%となる。
次に寄付については、約5千万円を集めたようで、5万円以上の寄付者全員の氏名と住所が公開されている。これについては支出の詳細とともに後編にて。
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