ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は19日、ウクライナによる米国製の地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」を使った初めての本土攻撃を受けた事と、これに対しての適切な対応をすると警告した。
ラブロフ氏は西側諸国がウクライナ紛争を「激化」させたがっているとの見方を示した。加えてプーチン大統領は核兵器使用基準を緩和した。
そして、この攻撃の「対応」として21日、ロシアが大陸間弾道ミサイル(ICBM)をウクライナ中部ドニプロペトロウシク州に向けて発射した、とウクライナが発表した。ICBMは8発が発射され6発を迎撃したと発表されているが、そもそも本当ICBMなのかも判らないが‥‥。
まあ、ICBMだったとして、ウクライナを攻撃するには射程距離が長すぎるICBMを敢えて使ったとしたら、米国にも届くミサイルでウクライナにミサイル使用を許可したバイデンを威嚇した、という事だろうか?
トランプ氏は就任したら直ちにウクライナ戦争を終結させると明言しているが、それに対してロシアとしては停戦交渉時までに少しでも占領地を増やして、交渉を有利にしようという目論見だろう。
という事で、このまま戦いがエスカレードしてNATOまでが加わって、こりゃいよいよ第三次世界大戦か、何ていう話も出ているが、恐らくそれは無いとは思うが‥‥楽観は出来ない。