最近流行りの情報系大学だが、はて情報系って一体将来どんな職種に付くのだろうか。その一例として東京国際工科専門職大学によると
- WEBデザイナー・クリエイター
- ゲームプランナー(ディレクター)
- ゲームCGデザイナー
- ゲームクリエイター
- プログラマー
- システムエンジニア(SE)
- システムアナリスト
- システムコンサルタント
- アプリケーションエンジニア
- ネットワーク技術者
という事だ。
こうして見ると、ゲーム系が多くを占めているし、この専門職大学ではゲーム系への就職希望者を主としているのかもしれない。
上記の分類ではゲームクリエイターと表記して職業はゲームプログラマーと思えば良いだろう。ゲーム開発で使用するプログラム言語は毎年新しいものが出現しているようだが王道は「C++」、通称「Cプラ」で、40年くらい前から流行り出したC言語の発展版だ。ゲームのプログラムに使用する言語としては最も難易度が高いし、ある程度のハードウェアの知識も必要だ。
そしてCプラはゲーム以外のあらゆるアプリケーション開発で使われている。ゲームでCプラを使いこなすには、高校時代から趣味でCプラをマスターしたような、オタク系が早めに社会に出て職人制度的な職場で修業を積む、という手もある。
極端な話、超難関中高一貫校から東大理Ⅰで情報系を専攻し、修士課程を修了したら、優秀なゲームクリエイターになれるか、といえば、寧ろ逆だらろう。
ところで専門職大学では、この職人芸を身に付ける事が出来るのだろうか?
iOSやAndroid、要はスマホ系ではJavaが使われていて、これはCプラと記述が似ているが、難易度は低い。とはいえ、ゲームとなればやはり職人芸は必要だろう。
プログラム以外ではゲームデザイナーという職種も人気のようだが、デザイナーとなれば芸術系であり美術系大学出身者、そしてゲームには音楽も必要だが、これままた音楽大学で本格的な作曲を学んだ方が良いような気がするが。
尤も、音楽の世界も独学で有名作曲家になった例もあるから何とも言えないが‥‥。
そして、ゲーム系以外にも色々書いてあるが、最初に出て来るWEBデザイナー・クリエイターについては、htmlなどを使用するいわゆるコーダーなら、それ程の知識は必要無いだろう。ただしデザイナーとなれば、これはセンスの問題で個人差もあるが、ゲームデザイナー程の能力は必要無いだろう。
他にもあらゆる情報系の職種が書かれているが、実際にはハッキリ言って通称「IT土方」と呼ばれる底辺プログラマの可能性も高い。