第2次石破内閣は、13日の臨時閣議で副大臣・政務官の人事を正式決定した。去年の第2次岸田再改造内閣発足の際には女性の副大臣・政務官起用がゼロだったことが批判を浴びた事から、今回は6人の女性を起用した。
そのなかでも話題なのは、いわゆるタレント議員である今井絵理子氏(写真左下)を2度目となる内閣府政務官、生稲晃子氏(写真右下)を外務政務官とした事だ。
中でも問題視されているのが、生稲議員の外務政務官起用だ。外務政務官というのは極めてハードで、国会に出る事は殆ど不可能なくらいに多忙であり、しかも多くの海外出張がある。外務政務官は3人が起用されて、世界を3つのブロックに分け、それぞれ専任のブロックを担当する。
実際の公的な交渉は当然通訳が付くが、プライベートな付き合いではある程度の英語力は必要だろうし、外国要人との付き合いでは高い教養も必要だろう。ところで、生稲議員の経歴はというと‥‥
生稲晃子(56歳) 最終学歴:恵泉女学園短期大学英文科 職歴:アイドル、女優、タレント
う~ん、外務政務官ねぇ‥‥。
ところで、残る二人の外務政務官はといえば
英利アルフィヤ(36歳) 最終学歴ジョージタウン大学外交政策大学院修士課程修了 職歴:日本銀行行員、国連職員
松本尚(62歳)最終学歴:金沢大学医学部医学科 職歴:医師、日本医科大学医学部教授、医学博士
ほうほう、英利議員はまさにドンピシャというところか。松本議員は外交なのど経験は無さそうだが、まあ自頭が良い事は間違いなさそうだが、年齢的には結構厳しいかもしれない。
因みに今井議員の経歴は
今井絵理子(41歳)最終学歴:八雲学園高等学校 職歴:歌手
それでも、内閣府大臣政務官なら何とかなるのかな。ところでFlash誌が全国の20代以上の男女500人に実施した「今すぐやめてほしいタレント議員」アンケートでは、目出度くも3位(今井)と4位(生稲)に入賞している。因みに1位は中条きよし議員だった(笑