今年のクリスマスイブから1年間は、カトリック教会で25年に一度巡ってくる「聖年」となり、平年よりも多くの慈悲を施し、聖地巡礼が推奨される。
今回、バチカンはその聖年を象徴するエンブレムの他に、公式マスコットを作った。そのマスコットである「ルーチェ」は、なんと日本のアニメキャラ風のタッチで、明るく笑う少女が黄色いレインコートを着て、泥だらけの長靴を履いている。
う~ん、これ、メッチャ可愛いから、日本でも人気が出るかもしれないが、バチカンの公式グッズとかってあるのかねぇ。
カトリックメディアのCNAは「レインコートは人生という嵐を切り抜ける旅路を、泥だらけの長靴は長く困難な旅を意味している」と伝え、「バチカンの厳格で保守的なイメージから大胆に脱皮したデザイン」と評価している。
カトリック教会は過去の聖職者の腐敗やセクハラ(性的嫌がらせ)事件が後年になって明らかになり、このところイメージダウンが懸念されていたから、ここで一発イメチェンを仕掛けた、という事かな。