中国海警船 今度はインドネシアのEEZで妨害行為




8月31日、中国はフィリピン沖で同国の巡視船に中国海警局の警備船が衝突するという暴挙に走ったが、今度はインドネシアのEEZで同国の海底探査作業を、海警局の警備船が妨害した。中国船は4,400トン級の「5402」という大型の警備船だが、結局インドネシアの巡視船と海軍のコルベット(中型の軍艦)に追い払われたという。

中国海警の「5402」は76ミリ砲と固定式機関銃2基で武装し、救助用ヘリも搭載できる大型船だ。

中国海警のこの手の警備船は、構造として軍艦並と言われているが今回、インドネシア軍のコルベット艦に簡単に追い払われたのは何故だろうか。インドネシア海軍のコルベット艦はオランダが開発した軽フリゲート艦で、インドネシアでは9113型(1,719トン) 4隻、10514型(2,400トン)2隻を運用している。

その外観をみると

おおっと、こりゃ中国海警船が軍艦並とはいえ、こんなコテコテの戦闘艦とは流石に勝負になりそうもない。