マスコミがゼロ議席と言った参政党が3議席 5議席以上と言った日本保守党も3議席





選挙前にマスコミにより、露骨な妨害を受けていた参政党は、議席ゼロとまで予測されていたが、蓋を開けてみれば3議席確保となった。

一方、国政政党どころか、一人も国会議員のいない日本保守(日保)党はマスコミに大いに注目され、確実に5議席以上確保して国政政党になる、という趣旨の報道が続いていた。

しか~し

結果は参政党が3議席、日保党も3議席となった。要するに参政党は0(予測)→3、日保党は5以上(予測)→3と、どちらも3議席だった。

参政党については、いろいろ問題も取りだたされているが、これだけマスコミに妨害されるという事は、日本の為になる正しい政党、すなわち反グローバリズムという事になる。対する日保党は、実はグローバリズム迎合という事だ。

とはいえ、日本保守党は3議席のうちの2議席は事実上「減税日本」であり、、純粋に日保党を言えるのは1議席のみというのが現実だ。減税日本を率いる河村氏はリベラルであり、清貧を旨として市長時代は長年給与の多くを返却し、退職金も受け取らず、合計では億単位の報酬を辞退しているという人物であり、「ビジネス保守」と批判されている日保党とは本来相容れない筈だ。

その日保党だが、本来地元でもあり、確実に当選が期待されると言っていた東京ブロックで議席を確保できなかった。衆議院東京15区の補選の時は、有効投票数170,745票に対して、日保党から立候補した飯山あかり候補が獲得したのは24,264票であり、これは得票率でいえば14.2%となる。

次に今回の選挙での比例東京ブロックに於ける日保党の得票率を見ると

総数241,028に対して得票数は9,855票で、これは4.09%となる。

おやっ、補選の14.2%から4.09%と、激減しているのは何故だろうか?

考えてみれば、補選は小選挙区だから有権者は候補者名である「飯山あかり」と書いて投票したのだが、今回は比例区だから「日本保守党」と書くわけで、14.2%は飯山氏の得票率だった、という事だ。

これを日保党サイドは党の得票と勘違いし、今回の東京ブロックでも14%確保できる、と勘違いしたのではないか。

では、前回の東京ブロックの結果を見ると

 

得票率10.4%の共産党でも2名が当選しているから、14%なら確実に2議席がとれると思ったのだろう。ところが、どっこい、そうは問屋が卸さなかった(笑

日保党と飯山氏は今や犬猿の仲となってしまったが、もしも日保党が飯山氏と信頼関係を持って、名簿1位を飯山氏として、2位に有本氏とすれば、二人が当選できた可能性もある。そうなれば、予測通り5人が当選できたのだが‥‥。

それでも、得票率が2%を上回った事で目出度く国政政党となったが、逆に今度はマスコミも容赦はしないだろうから、前途多難ではある。

これや、まあ、見ものだなっ(笑