10月1日、イランからイスラエルに180発超のミサイルが発射されたことにより、イスラエルが報復をするであろうことは容易に想定されたが26日、 イランの国連代表はイスラエル軍が同国への報復攻撃にイラクの領空を使ったと非難した。
また、イラン国連代表部はXへの投稿で、「イスラエル軍の戦闘機がイラクとイランの国境から約110キロのイラク側領空に侵入し、そこからイランの軍事、レーダー施設数カ所を攻撃した」と主張している。さらに、「イラク領空は米軍が占領、指揮、管理している」とも指摘していて、要するにイランの制空権は米軍が握っている、ということだ。
しかし、米国はこの攻撃への直接的な関与を否定しているようだ。
この攻撃に対するイスラエル側の報道としては、数十機の戦闘機が26日未明、同国から約1600キロ離れたイランの標的を攻撃したと発表しているが、詳細は語れないと答えている。、
今回のイスラエルの攻撃は限定的で、噂されていた核施設への攻撃などは無かったようだ。
まあイスラエルとしては、何の報復もしない訳にはいかず、とはいえ、本格的な戦争となるような大規模攻撃は行っていなので、これが直ぐに本格的対イラン戦争になるという訳では無いが、危険極まりない状況に変わりはない。
ところでこの日本では本日、衆議院議員選挙の投開票日であり、あと一時間程で投票が締め切られ、その後徐々に結果が出てくるだろう。
ただし、比例区の状況が判明するには深夜から未明になるだろうから、これに付き合っていると明日は寝不足となるだろうが、老い先短い身としては、冥土の土産に歴史的な瞬間をリアルタイムで見ようかと思っている(笑