韓国の情報機関・国家情報院は18日、北朝鮮の特殊部隊1500人あまりがロシア軍の部隊に駐屯していると発表していた。すでに追加派遣されているとみられ、派遣規模は総勢1万2000人にのぼると推定している。
これに対して23日、米国のオースティン国防長官も北朝鮮がロシアに軍隊を派遣した証拠があると表明した。下の写真はウクライナ戦略コミュニケーション・情報安全保障センターがXで公開した北朝鮮の兵士がロシア軍の装備を受け取っているとされる動画からキャプチャーだが、この動画についてウクライナは真実であると明言している。
ロシアに派遣された北朝鮮兵士がどこに配属されるかといえば、それは間違いなくウクライナだろう。これにより、北朝鮮軍は実戦を経験する事になる。加えて、北朝鮮からは兵器開発技術者も同行しているといわれ、これは北朝鮮製の兵器の実力を調査するのが狙いだろう。
一万人以上の北朝鮮兵がウクライナで実践を積んで、どのくらい生きて帰還できるか判らないが、帰還兵たちはウクライナの経験を生かして、更に彼らが国内に残っていた兵士を訓練すれば、北朝鮮軍の練度は高められ、対韓国戦となれば大いなる戦果
中東情勢は極めて危険な状態になっている状況で、ウクライナとの二重の危機に加えて、今度は近い将来には朝鮮半島有事が起こったら‥‥。そしてその隙を突いて中国の台湾侵攻なんて事になったら、正に第三次世界停戦に繋がりかねないし、当然日本も只では済まない。
といっても、我々にはどうする事もできず、只々成り行きを見守るしかないのが、何とも不甲斐ない。