新制度として注目されるも、その結果は予想通りに思わしくない「専門職大学」だが、その中でも定員割れどころか、開学以来入学者が4人という致命的な状状況だった「電動モビリティシステム専門職大学」だが、このほど3期生となる2025年度の学生の募集を停止したことが明らかになった。
同大学のHPには以下のような文章が提示されていた。
経営母体である仙台市の学校法人「赤門学院」によると、経営改善や他法人への承継を模索したが、有効な打開策が見いだせなかったとし、在学生が卒業するまで教育は継続し、希望する進路先への就職も支援するという。なお、在学生は現在1年生1人、2年生3人の計4人。
これ程までに志願者が少なかったのは、募集の努力を全くしてなかったんじゃないのか、という疑問が湧く。いくら何でも入学者1人っていうのは無いだろう。県内の工業高校などで勉強は嫌いだが自動車は大好き、というタイプの生徒はいる筈で、存亡の危機を何とかしないと、という気持で対処すれば、もう少し何とかなったと思うが‥‥。
既にある程度の設備も整っていたようで、さて、この施設は如何するのだろうか?