台湾紙、自由時報が石破内閣を戦後最短の内閣と評している。
その理由として、就任とともに株式市場は急落し、内閣支持率は2002年以来最低を記録したとしている。
また石破内閣は旧安倍派を完全に排除し、国葬に関して安倍氏を侮辱したとして1年間の停職処分を受けていた村上誠一郎氏を総務大臣に起用するなど、安倍派の傷口に塩を塗るような事を行い、阿部氏の友人であった麻生太郎氏を顧問に移動し、ライバルとして戦った高市早苗氏にも重要ポストを与えなかったと、厳しく指摘している。
そして、石破首相の主張に対しても、非現実性や無意味な事を指摘している。
結論として、石破内閣は戦後最短となるであろう、と予測している。
台湾のメディアとしては、中国寄りで事実上左翼である石破首相に対して、希望も含めて、短命である事を予測していのだった。
尤も、日本でも麻生氏が高市氏に対して、「‥‥高市、用意しとけ。議員は仲間作りが大事だから、これから半年くらい飲み会に行け」とアドバイスしたと伝えられている。半年という事は石破政権は精々そのくらいしか持たないと言う事だが、前述の台湾メディアの見立てでは、更に短命という事になる。
即ち、今月末の総選挙で自民党は公明党と合わせても過半数が確保できず、他党との連立の必要性が生じ、この大敗の責任をとって総裁辞任、という見立ては、結構当たるかもしれない。
さてその石破首相は10日未明、初外遊としてASEAN出席の為にラオスに旅立った。そしてラオスでは日中首脳会談を行ったと報道されているが、その「首脳」とは‥‥李強首相だった。
おいおい、中国では首相は格下も良いところで、首脳と言ったらキンペイに決まっている。
中国にも完全に相手にされていないのは、まあ当然だろう。