中国が44年ぶりにICBM発射実験





中国国防部は25日、大陸間高速道路(ICBM)1発を発射し、太平洋の予定海域に落下したと発表した。

これまで中国は広大な国土を利用して自国内に着弾させた実験を行っていて、しかも一切発表はされていないが、今回は異例だ。これは米国を牽制する目的がある、と言われている。

今回は使われたミサイルはとDF-41と言われている。 DF-41は中華人民共和国が開発した固体燃料大陸間ミサイル発射装置(ICBM)で、全長16.5m、直径2.25m、重量80トンで、固形燃料で地下サイロもしくは移動式発射台から発射される。

DF-41の配備は2017年からと言われており、2019年の中国70周年記念軍事のパレードに登場した(下の写真)。この写真を見ると、発射装置とは一体になっておらず、しかも台車に載っているのはミサイル本題では無くケースであろう。という事は、発射に当たっては別の発射装置にクレーンなどで釣り上げてセットするのだろうか?

これに比べれば、北朝鮮のICBMは台車の後方には明らかに発射装置を思われるものが見える。しかも、車輪は22輪もあるが、ICBMの重量を考えれば納得できる。これに対して16輪であり、タイヤもショボい。本当にこれでICBMが運べるのかねぇ(笑

ところで、今回の中国のICBMの太平洋への発射は米国への牽制と言われているが、米国はこんなガラクタに本気でビビる訳も無いだろう。

戦闘機がマトモに発艦発车出来ないスクラップ再生空母パワー不足で寿命は短く雨水を浴びると故障する戦闘機にに加えて、機動性に欠けるICBMというのも、如何にも中共らしい。

それ以上に、北朝鮮は高い技術力の高さには改めて驚くしかない。