パワハラやおねだり疑惑について、百条委員会て次々にその実態が暴かれつつある兵庫県の斎藤知事だが、相変わらず強気の発言で、辞任する気など全く無い状況だ。
こんな状況で、県議会最大会派の自民党、公明党、ひょうご県民連合、共産党の4会派は10日、無所属議員4人と共同で12日午前に斎藤氏へ辞職を申し入れると発表した。
あれっ、維新は?
と思ったら、維新の会は9日に単独で申し入れており、86人いる県議会の全議員が辞職要求を突き付ける事態となった。
しかし、斎藤知事はこれらの要求には応じない考えを既に示していて、各会派は不信任決議案提出に向けた検討を行い、立憲民主党県議らでつくる県民連合は19日に開会する議会で提出する方針を決めており、その場合、可決される公算が大きいという。
そうなると、知事はどうするのだろうか?
不信任決議を受けた首長は、10日以内に議会を解散することができるが、解散しなければ10日が経過した時点で失職する。
あの強気の姿勢からすれば、失職ではなく議会の解散を選ぶのではないか。
この場合、選挙後に召集された最初の議会で、再度不信任決議案が提出・可決されるであろうから、この場合議長からの不信任決議通知があった日において失職する。
何れにしても失職は免れないだろうから、早めに辞任するのが得策であり、東京都知事だった猪瀬氏のように問題が発覚したら即座に辞任してしまえば痛手も少ないのに、斎藤知事のようにゴネたらば、増々傷が深くなるだけなのにねぇ。
尤も、猪瀬氏の本業は作家であり、政治家を辞めてもこれで充分に生活ができる。加えて即座の辞任で政治生命も維持できて、現在では22年に比例区で当選し参議院議員となっている。、
では、斎藤氏の場合は‥‥
まあ維新から見放されているし、これと言って特技も無さそうだから、今後の生活は大変だろう。
あっ、だれだ。
ざまあ、なんて言っているのは?
そんな状況で、今度は知事の後援会組織「ひょうごを前に進める会」の代表世話人、尾山基氏(アシックス・シニアアドバイザー、神戸商工会議所副会頭)が辞任していた事が判明した。
という事は、経済界にも見放されたという事で、増々未来は無さそうだ。
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