8月度の輸入車販売台数が発表された。
⇒2024年8月度輸入車新規登録台数(速報)
何時ものようにBYD、そしてHyundaiの状況をまとめると
BYDの8月度販売台数は298台で、先月の207台に対して約50%増えている。
これを順調な伸びというべきか、絶対数が少なくとてもこの程度の販売台数では商売にならない、と言うべきか。
BYDの計画では2025年までに年間3万台を販売すると言うが、という事は月平均2,500台であり、その為には来年は現在の10倍売る必要があるが‥‥。
そしてディーラーは100店舗体制にするというが、実際のディーラー数の推移は、先月に比べて開店済30→31、準備中26→28であり、1店が新規開店し、新たに開業準備をしている店舗が2店増えた事になる。
現在準備中の店舗が全て開店したとしても59店であり、来年までに約40店舗も増やすのは、これまたチョイと不可能だろう。とは言え、販売目標が一桁低いのに比べれば、店舗数は目標の60%だから、そこそこ達成しているともいえる。
しか~し、これは‥‥店舗数の割に販売台数が少ない、という事で、販売店にとっては経営的に苦し事になる。
結局、中国が目論む大成功は無理そうだが、ボロボロになって早期撤退、という程悲惨では無さそうだ。
そして、もう一つ、ヒュンダイについては‥‥
まあ、相変わらずだが、元々ディーラーを持たない販売方式だから、売れなくてもそれ程の痛手は無いのかもしれない。
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