パワハラ問題の斎藤元彦・兵庫県知事 百条委員会で証言

 

パワハラ疑惑により、兵庫県議会で百条委員会の設置が決議され、30日には斎藤元彦知事によるパワハラ疑惑などを巡り、斎藤氏本人に証人尋問を行った。

因みに百条委員会とは、地方自治法第100条に基づき、地方議会が議決により設置する特別委員会の一つで、証言・若しくは資料提出拒否に対し禁錮刑を含む罰則が定められている。

斎藤知事のパワハラで、マスコミが大きく報道しているのは、知事が博物館を公用車で訪れた際、車止めがあったためエントランスまで歩かされた事に激怒したという話で、それ以外でもとに角気に入らない時は県の職員を激しく恫喝するという事で、溜まりかねた職員が告発する文章を作成したが、その告発者を処分した。そしてその後告発者は死亡した、等々。

要するに自分は神のような存在と勘違いし、県職員を人間扱いしていないという事だろう。斎藤知事は東大出のキャリア官僚出身のスーパーエリートであり、地方公務員なんかとは住む世界が違うという考えにようだ。

その斎藤知事の学歴・経歴はというと
私立中学受験自に希望する六甲学院中学(偏差値58~63)に不合格となり、愛光中学(56~59)に入学した。参考に西の頂点である灘中学の偏差値は‥‥69~72!
一浪の後に東大経済学部に入学し、卒業後は総務省に採用された。

すなわち
愛光中学→一浪で東大経済学部→総務省という経歴であり
これは
灘中学→現役で東大法学部→財務省
エリートの「松」だとすれば、斎藤知事はエリートの「梅」であり、エリートとしての劣等感が明らかに下である地方公務員を激しく見下す事になったのではないか。

百条委員会で承認する羽目になった首長は、その後早い段階で辞任というのが定番であり、斎藤知事の辞任も時間の問題だろう。

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