RT(旧称: ロシア・トゥデイ)によると、ロシアの軍事ジャーナリスト、マライ・ハイルーリンはキエフ(ウクライナ軍)がロシアのザポリージャ原子力発電所かクルスク原子力発電所のどちらかで、核廃棄物を標的とした汚い原子爆弾を爆発させる準備をしていると報じた。
⇒Ukraine could trigger ‘another Chernobyl’ – ex-US Army officer to RT
ウクライナは「第二のチェルノブイリ」を引き起こす可能性があると元米陸軍将校がRTに語る
A meltdown at the Kursk Nuclear Power Plant would make the region uninhabitable, Stanislav Krapivnik has warned
クルスク原子力発電所のメルトダウンにより、この地域は居住不可能になるとスタニスラフ・クラピヴニクは警告した。
汚い原子爆弾とは稼働中の原子力発電所を攻撃し、冷却システムを破壊し核メルトダウンを起こすことで核爆弾より遥かに大規模な核汚染を引き起こすというものだ。
ここで、ザポリージャ原子力発電所とクルスク原子力発電所の所在地を確認してみる。
クルスク原子力発電所はキエフに近いロシア領内、サポリージャ原子力発電所はロシアが実効支配しているウクライナの南端に位置している。
これらの原子力発電所がメルトダウンを起こせば、核汚染は北西ヨーロッパに達し、ポーランド、ドイツ、デンマーク、スカンジナビア諸国を直撃するだろう、という。
メルトダウンに至った事故と言えば福島を思い出すが、実は福島原発の位置は太平洋沿いであることから、拡散された膨大な放射性物質は偏西風に載って太平洋を東に流れ、途中で海上に落下し、最後は米国の山脈にあたって大平原にぶん撒いた、と言われている。これについては、本来なら米国は日本に莫大な損害賠償を要求してもおかしく無いが、そこは米国としても諸事情により口をつぐんだ、という事らしい。
福島に比べて、ウクライナの場合は大西洋に撒いてしまうという事は無く、北西の国にまき散らす事となり、要するにNATO諸国の被害が甚大だ、という事だろう。
ウクライナは完全に崩壊する寸前といわれ、ゼレンスキーは窮鼠猫を噛む状態だから、何をやらかすか判らない。
その面では、この話も強ち信用できないものでは無い。
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