金正恩総書記が朝鮮人民軍創建92周年に金日成軍事総合大学を訪問した際、朝鮮中央テレビが映し出した画面には、金総書記が乗るロシア製のアウルス リムジンと共に、その周りを警護する車両のうち6台がトヨタ ランドクルーザー(ランクル)300だった。
アウルス リムジンは、今年2月にロシアのプーチン大統領からプレゼントされた「ロシアのロールスロイス」とも言われている車で、プーチン大統領の儀典用車両として190億円を投入して開発開発されたロシア製最高級車であり、噂ではエンジンはポルシェ製のＶ8／V12と言われている。
そして、ランドクルーザー300は日本でも大人気の大型SUVであり、納車には何年も待たされるくらいの超人気車で盗難被害もダントツに多く、テレビなどでも度々報道されているものだ。
発売は2021年3月で、日本でも容易に入手出来ないこのクルマが、国連安保理の対北朝鮮制裁で購入できない筈の北朝鮮にあるのだろうか。他にも先日の洪水現場視察の画像で判明した、マイバッハやレクサスなどをみれば、国連安保理の制裁なんて何の意味も無い事が判るというものだ。
そして、高級車が輸入できるという事は、高性能コンピューターや、ミサイル用の部品も手に入る、という事だろう。
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