北海道放送(HBC)の伝えるところによると、『22日午前、北海道北見市のごみ処理場で、77歳の市議が分別のルールを守らず、職員に対し「俺が市議と知らないのか?」などの威圧的な発言や迷惑行為を続け、議会から厳重注意を受けていたことがわかりました。』
あれあれ、ローカルの報道が親会社のキー局を通じて全国に配信されたようで、こんなしょうも無いニュースが有名になってしまった(笑
問題の議員は西垣内義章(にしがきうち・よしあき)議員77歳で、不要になった家財道具や衣類を処理するため、ライトバンに積んで、北見市のごみ処理場=クリーンライフセンターに持ちんだ時に分別しておらず、職員がルールを守るように求めると、おまえらの仕事だ!俺が市議と知らないのか!」と脅かしをかましたようだ。
結局市議会は、これがパワハラにあたるとして厳重注意をし、西垣市議は議長らに謝罪したが、取材に対しては「怒鳴りまくって、威張っていたというわけではなかった。」と言い訳したようだが、例によって往生際が悪いのは何時もの事。
ところで、このパワハラ議員って、どんな経歴なのかと思って調べてみたらば‥‥
北見柏陽高等学校工業課土木科入学
1964年日本通運(株)北見支社に入社
1996年、有限会社北見引越梱包センターを設立
2010年、北見市議会議員選挙落選
2014年 北見市議会議員選挙落選
2015年 北見市議会議員補議落選
2018年、北見市議会議員選挙当選
という事で、起業に成功して3度も市議会議員選挙に落選して、やっと掴んだこの地位だから、そりゃパワハラもしたくなるよねぇ(笑
年齢からして団塊世代ど真ん中という感じだが、この年代では地方で大学に進学するのは余程の秀才か、旧家の生まれか(その両方)というところだから、特に低学歴という訳では無いが‥‥。
パワハラといえば、今話題の斎藤元彦兵庫県知事のパワハラはそんな可愛いものじゃない。何しろ3人の県職員が亡くなっているというのだから事は重大だ。
この斎藤知事の経歴は、東大経済学部を卒業後、国家公務員(総務省)となり、2021年に兵庫県知事に就任した。ようするに、東大出のキャリア官僚なのだが‥‥。
東大とはいえ法学部ではなく経済学部で、財務省や警察庁ではなく総務省。
言ってみれば、エリート官僚としては「梅」クラス。
そんな事もあって、心の底にはエリートなりの劣等感があった‥‥とか。
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