今年1月に発生した能登半島地震で、石川県志賀市にある志賀原子力発電所について、当初は異常なしと発表されていたが、北陸電力は7月24日にオンライン記者会見を行い、地震で壊れた2号機の変圧器は一式取り替える必要があり、設備の製造に少なくとも2年程度が必要となることから、本格的な復旧はその後になると発表した。
あれあれ、異常なしの筈が今頃になって復旧に2年以上といったって‥‥。
ところで、2024年4月26日付けでの原子力規制委員会の発表では、現在稼働している原発は
・関西電力 美浜発電所3号機
・関西電力 大飯発電所3、5号機
・関西電力 高浜発電所2、3、4号機
・九州電力 玄海原子力発電所3、5号機
・九州電力 川内原子力発電所2号機
以上、9機だ。
原発については、一般に左翼が廃止を訴え、保守は概ね再稼働に賛成している。現実に左翼の言うように、原発の代わりに再生可能エネルギー(再エネ)を使用するというのは、現実には成立しない。何故なら、太陽光発電は夜間は発電しないし、曇りや雨でもこれまた大幅に能力が低下する。その時のためにバックアップが必要であり、それは石炭火力発電が必要となる。
原発は一度運転してら、定期点検時までは停止できないし、パワーを絞る事も危険が伴う。従って電力需要に臨機応変に対応するには、これまた問題がある。
そして、それ以上の問題は、東日本大震災での福島第一原発のような大規模な事故で、あれを見ると流石に原発推進に賛成とは言い難くなる。今回の志賀原発を見ても、原発は震度6以上の大地震が直撃した場合には無事では済まない事で、この点の解決の目途がついている発電所なら再稼働も可能だろうが、中には活断層の真上にある、なんていうのもあるようで、これはいくら何でもリスクが大きすぎる。
結局、最新の石炭火力発電所の新設が最も正解なのだが、何と政府の方針では新規の石炭火力発電を認めないという、アホな事をやっている。何しろ、再エネ詐欺がバレたこの期に及んでも、中共のハニトラに掛かった売国議員が太陽光発電を推進しているのだから、何とも困ってモノだ。
ところで、原発というのはぶっちゃけ、核兵器用製造プラントであり、その排熱の3割程度で発電して電力を得ている、という事のようだ。それとともに、原子力技術の火を止めないように、というのもある。
おっ、これらは単なる噂だからねっ。
う・わ・さ!
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