7月20日に斎藤経済産業大臣が気候変動対策の専門家と対談し、石炭火力発電のあり方などについて意見を交わした、と報道されている。
その内容は、斎藤大臣が政府として石炭火力発電の削減を目指しているが、電力需給のひっ迫から化石燃料に頼らざるを得ない現状がある、世界的に見て中国の二酸化炭素の排出量が多く、日本だけが努力しても効果は限られると説明した。
う~ん、良いねぇ。中国を棚に上げて日本の環境対策を批判する環境左翼の尻馬に乗る自民党議員の多い中で、斎藤大臣はなかなか良いじゃないか。因みに、斎藤氏は東京大学経済学部、ハーバード大学ケネディ・スクール、通産省のキャリア官僚を経て2009年に初当選し政界入りしている。ケネディスクールって、まあバリバリの米民主党エリート養成機関であり、言ってみればDSのエリート養成機関なのだが、その割には正論を言っている。
これに対して、対談相手の「環境分野専門家」は、『脱炭素』を進める点で政府と方向性が大きくは変わらないことが確認できたが、中国より排出量が少ないからといって、対策を進めないわけにはいかない、とか何とか訳の解らない事を言っていたようだが、要するに環境真理教というか、温暖化反対教の類だろう。
それで、この人物は一体何モノなのかと調べてみたらば、「環境分野のノーベル賞」とも呼ばれる賞を3年前に受賞したのだとか‥‥。
んっ、地球温暖化や気候変動については、真鍋淑郎氏が2021年ノーベル物理学賞を受賞しているが、、「環境分野のノーベル賞」とも呼ばれる賞って、一体なんなんだ?
それで、その「専門家」の経歴を見たら、聖心女子大学文学部教育学科卒業、早稲田大学社会科学研究科博士課程修了、博士(社会科学)という事で、「物理学」ではなく「社会科学」だから、要するにド文系だった。
ここで、前出のノーベル賞を受賞した真鍋淑郎氏が発表したCO2発生のメカニズムは‥‥
あれっ、CO2のの発生源は海だった!
だれだぁ、化石燃料の排出が原因だ、何て言っている奴は(笑
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