前代未聞の56人が立候補した東京都知事選挙だが、都知事選に対する数々の問題点も明らかに成った事で、有権者からは従来に無い程の関心が寄せられているようだ。
読売新聞社の世論調査では、「大いに関心がある」が57%にも上り、前回の選挙より12ポイントの上昇となった。これに「多様関心がある」の35%を加えると、92%にも達した事になる。
更に投票に関しては、「必ず行く」が77%、「なるべく行くつもり」の18%を加えると95%が投票に行くと答えた事になる。まあ、流石に投票率が90%とかは無いだろうが、前回の投票率の55%よりは確実に増えるだろう。15%増えれば70%となり、過去最高だった昭和46年の72.36%に迫るかもしれない。
東京都の有権者は約1,150万人だから、投票率が15%上昇すると約170万票が増える事になる。小池氏の前回の得票数は366万票だったが、これはコロナ禍の特殊な選挙結果という事も踏まえれば、その前の2014年の選挙では291万票だった。
今回の選挙の予測では小池氏の得票数は290万票程度と推定されているが、これが投票率が上がるとどうなるのだろうか?
得票数の予測では、立憲共産党が大好きなマスコミは必至てソ蓮舫が善戦していと伝えていて、ソ蓮舫が徐々に小池氏に迫っている、なんて怪しいネタを放っている。
しかし一方では、ソ蓮舫は2番どころか3番になりそうだ、とも言われている。要するにソ蓮舫は立憲共産党という危うしさと共に、個人的に人気が無いことも予想が伸びない理由となっている。
さ~て、投票率上昇分の170万票は、一体誰のところに行くのだろうか?
田母神氏は2014年の東京都知事選挙で約61万票を獲得しているが、これに170万票全てを足しても小池氏の得票と予想される290万票には届かない。
それ以前に、今まで現職の都知事が出馬した選挙は全て勝利しているという現実があり、都知事選では現職が圧倒的に強いという事実がある。
結局、小池氏が負けるという事は、先ず無いだろう。
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今回の選挙の得票数は小池氏が289万票、ソ蓮舫が235万票という予想もあるようだが、そうだとしてもその差は54万票であり、
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