16日に任期満了に伴う沖縄県議会選挙(定数48)が投開票され、玉城デニー知事を支える与党が改選前から4議席減の20議席となり過半数を割り込むというボロ負けの結果となった。これにより、米軍普天間飛行場の移転計画反対の政策の実施は厳しい状況となり、2年後に行われる県知事選挙で自民党が県政を奪還する可能性も出て来た。
このところ、各地の選挙で連戦連敗の自民党だが、沖縄ではそれ以上に革新系に対する市民の拒否反応が優っていたことになる。
欧州ではこのところ、右派が台頭し左派の凋落傾向が著しいが、日本ではその兆候は見られなかった。しかし沖縄では一足先に保守が支持を取り戻し始めた、という事だろうか。
ちなみに、欧州での右派の政策は、EUへの移民を取り締り、脱炭素化計画を骨抜きに、EUのウクライナ支援を後退させる事であり、それに比べて日本は、これから新たに移民を推進したり、中共のパネルを並べたソーラー発電を推進したり、これを保守の筈の自民党が推進しているのだから、要するに日本にはまともな保守政党が無いという事だ。
欧州の保守政党に相当するのは‥‥やっぱり、日本保守党という事になるが、何しろ昨年後半に出来たばかりであり、未だ国会議員が誕生していないから、国政政党になれていない状況だ。
因みに、先日の東京15区衆院補欠選挙に日本保守党から立候補し、当選には至らなかったものの驚く程善戦した飯山あかり氏の新作本が、予約受付時にはアマゾン総合第1位となる程の注目度だった。
とは言え、それは一部の「知識層}のあいだでの話であり、地上波テレビと新聞しか見ない多くの一般庶民からすれば、クリーンなEVに遅れた日本のカーメーカーは「危機的」であり、森林を伐採したはげ山に中共のソーラーパネルを並べるのがクリーンでエコだと信じているのだった(泣
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