日本テレビとフジテレビが、ロサンジェルス・ドジャースの大谷翔平選手から「出禁処分」となっていた事を週刊現代が伝えている。
日テレとフジは先月、大谷選手がロスに12億円の豪邸を購入した事を伝えていたが、空撮映像や自宅前からのレポート、近所へのインタビューなどワイドショー取材のような内容で大騒ぎしていた。
しかし、こんな報道をしたら、自宅に強盗が入ったり、家族が誘拐されて多額の身代金を要求されたりという危険性がある。日テレとフジの映像を見れば、自宅住所が特定できるものであり、これでは新妻の真美子さんに危害が及ぶ可能性だってある。しかも取材はセレブの街で隣近所への執拗なインタービューなど、結果的に近隣住民に対して大谷選手の評判を落とすような事までやったのだから、仏様並みに心が広い大谷選手でも流石に激怒したという事だった。
そしてこの2社に対するペナルティは、ドジャースから貸与されている『取材パス』を凍結され、また大谷選手のマネージメント会社からは『大谷の過去素材を使用しないよう』通達された事で、番組で大谷選手の動向を伝える事が出来なくなってしまった。
実は大谷選手側の怒りの原因には、水谷容疑者の違法賭博問題に関してワイドショーであたかも、賭博を行っていたのは大谷選手で水原容疑者はその身代わりになった、何て言うコメントまで飛び出していた事もあるようだ。
まあ、その点では今回免れたTBSとテレ朝も同じ穴の狢だが‥‥。
それにしても、大谷選手のネタはテレビ局にとっては視聴率を稼げる伝家の宝刀だが、それが使えないとなれば収益に大きく影響するし、問題の大きさからもトップの辞任に発展してもおかしくない。
ところで、フジテレビではめざましテレビで「毎日オオタニサン」なんてやっていたみたいだけど、今後はどうするのかな？
それでなくとも、フェイクニュースを垂れ流して問題になっている地上波テレビ局は、そろそろオワコン状態であり、まあ今のままでの存続は難しいだろう。
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