イラン大統領と外相がヘリ墜落事故で死亡

 

既に大きく報道されているが19日、イランのライシ大統領とアブドラヒアン外相が登場していたヘリコプターが山岳地帯に墜落し両氏とも死亡した。

このご時世と場所を考えれば、ネット上では陰謀論が飛び交うのは当然だが、機体は大きく破損しているとはいえ原形を留めているし、遺体の焼損は無いという。という事は時限爆弾やミサイルでの撃墜ではなく、発表通りに山肌に衝突した可能性が極めて大きい。

墜落した機体は米国製のベル212という。

ややっ、イランだったらロシア(旧ソ連)製かと思ったが、この辺が中東事情の複雑なところだ。

ベル212は米国ベル・ヘリコプターが開発した汎用ヘリコプターで、1970から運用されている、既に1,000機以上が生産され世界中で運用されている極めてメジャーな機種だ。

それにしても、大統領機のパイロットにしてはいくら視界が悪かったとはいえ、山肌に激突するという操縦技術というのも驚くが、それ以上に政府の重鎮が二人そろって同じヘリに乗るという危機管理の低さも、これまた有り得ない事だ。

さて、大統領と外相が突然亡くなった事で、イランの政治の混乱や、極端な例では第三次世界大戦勃発か、なんていう話も出ているが、実際には‥‥。

何も起こらない!

何故なら、イランの国家元首で最高権力者は、「ほにゃらら」というイスラム教(シーア派)の「坊さん」であり、大統領には何の権限もないのだった。

ところで、この事故は日本で言えば、岸田総理と上川外相が墜落死したようなもので、そんな事態となったらば日本の政治は‥‥

やっぱり何の影響もなかったりして(笑

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