17日に参議院本会議で成立した改正放送法で、NHKには放送番組の同時、見逃し配信、ネットでの文字ニュースなどの「番組関連情報」の提供が義務付けられ、スマートフォンで番組を視聴する人にも受信料の支払い義務が発生するとなった。この改正法は公布から1年半以内に施行される。
これだけ見ると、NHKがスマホユーザーからも受信料を強引に取り立てるのか、と思ってしまうが、実はスマホやPCを保有するだけでは受信契約の必要は無く、聴取するにはNHKのアプリをインストールして登録する事で受信料の契約もされるというから、実はNHKを見なければスマホやPCを所持していても契約の必要は無い事になる。
すなわち、地上波のスクランブル化に等しい効果がある訳で、今後テレビを持たないでネットから民放のみを聴取すれば、NHKに金を払わなくて済むという事で、近い将来NHKは大幅に縮小する事になるだろう。
そんな重大な事なのに、民放も含めてマスコミは大々的に報道する事は無く、新聞も「スマホでの番組視聴にも受信料、NHKのネット配信「必須業務」に…改正放送法が成立」なんて、スマホ所持で課金されると惑わせるような表現をしている。
結局、ネット配信を理由に事実上、全国民から受信料を聴取しようとしたNHKの目論見は失敗に終わったという事で、これは実に目出度い事だ。
こうなったらNHKは初心に戻って、安給料でも理想的で中立な番組を作るというポリシーに戻って、昔のように国民からの絶対の信頼を獲得すれば、おのずと受信希望者は増えるだろうが、今のように腐敗しきったNHKでは崩壊するだろう。
さて、どちらになるか?
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