シャオミのEV サーキット走行でブレーキ効かずクラッシュ

 

中国のスマートフォン大手、シャオミ(xiaomi)が初の電気自動車(EV)「SU7(Speed Ultra 7)」を先月17日発売したが、試運転中に事故が発生した動画が公開されるなど、その安全性に疑問が持たれている。

SU7はポルシェ911 ターボ並みの動力性能を持っているというが、それに追従できるシャーシーが無ければ只の危険物になってしまう。中国の自動車技術では、こんな大パワーを制御するのは難しいだろうし、加えて初の自動車生産であるスマホメーカーでは、こうなるのは目に見えていたが‥‥。

そんなSU7でサーキットを走ったら、ハンドルもブレーキも効かずに壁に激突する動画が公開されて話題になっている。

 

ドライバーによれば、3周目の走行で鉄が割れるような音が聞こえ、ブレーキパッドが急速に摩耗した、という事だ。

SU7はポルシェのEVである「タイカンのパチもの」的なことから、「シャイカン」と陰口を叩かれているとか(笑

SU7の写真を見ると、フロントにはポルシェのような対向ピストンタイプのブレーキキャリパーが見える。しかもご丁寧にポルシェのセラミックブレーキのように黄色く塗装されている。

キャリパーの形状を見る限りではブレンボ製の本物のようにも見えるが、いくら高性能のキャリパーを使ってもパッドの材質が悪ければどうにもならない。本来、ストリートモデルでサーキット走行する時は2ラップ程したら、次に速度を落としてパッドの温度を下げる「クーリングラップ」を実施するのが普通だが、それにしても行き成りパッドが減ったというのは、恐らく摩擦材(ライニング)が剥がれたか、ボロボロになったのだろう。

幾ら厳しいサーキット走行をしたからと言っても、これはパッドの質が悪いとしか言いようが無い。

もしかして、中国で作っている怪しげな奴を使っているのだろうか。

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