海上自衛隊は4月6日、護衛艦「かが」の第1回特別改造工事が3月29日に完了したと発表した。
同艦は、2022年3月からJMU(ジャパンマリンユナイテッド)呉事業所で改修が行われていた。この改修で飛行甲板上の耐熱塗装や標識の塗り変えなども実施されて、艦首形状が台形から四角形に変更されている。
この改修により、F-35B戦闘機の運用が可能となり、搭載するF-35B戦闘機は2024年度予算に7機の取得費が盛り込まれており、宮崎県の新田原(にゅうたばる)基地に「臨時F-35B飛行隊(仮称)」が新設される予定となっている。
これに対抗意識丸出しで、「ウリらも軽空母に改造するニダ」、というのが韓国軍の強襲揚陸艦「馬羅島(マラド)」だが、確かに大きさはかが(いずも型)と同じだが、元々輸送艦として作ったものだから、甲板の強度自体も不足しているし、戦闘機を格納する為のエレベーターも無く、後付けするにも船体の幅が足りない。加えて、そもそも甲板を耐熱処理する技術が無いっ!
なお、馬羅島については
⇒韓国海軍、「独島」より高性能の輸送艦が就役とホルホル
独島については
⇒【自衛隊 vs 韓国軍】 強襲揚陸艦
ここで独島の特徴を纏めると
・レーダーの設置位置が悪く、電波が甲板に反射してモニターにゴースト(虚偽の目標)が発生するという「致命的欠陥」があり、4度に渡り改修を試みたが治らず。
・敵の戦闘機や対鑑ミサイルを自動的に撃ち落とすレーダー連動の大口径機関砲「ゴールキーパー」(オランダ製)を搭載しているが、その据え付け場所が悪く、後部甲板に駐機している自軍の搭載ヘリを甲板もろとも攻撃してしまう。
・韓国軍のヘリは塩害対策の技術が無く海上では使えないので、「ヘリコプター搭載艦、独島」が運用するヘリ自体が無い。
・航海中に発電室から火災が発生し、発電機2基のうち1基が焼け、残る1基も消火の際に水を被って故障停止し海上を漂流。戦闘中でもないのに軍艦が漂流するという事態となった。しかし同艦は発電機を4基搭載している筈だが?実は2基は既に運用チョンボで壊れたままで、それをバックレて2基で運用していたのだった。
いやまあ、実に楽しい話題を提供してくれるというありがたい軍隊だ。
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