ヒュンダイ自の軽SUVがミキサー車の下敷きでぺちゃんこに

 

韓国・坡州市で起きた軽SUVとミキサー車の衝突事故の写真がSNSに投稿されたが、その完全に潰れた軽SUVの写真があっという間に拡散されて話題となっている。

軽SUVはミキサー車の下敷きとなり、完全に潰れてしまっているが、実は軽SUVは駐車中で車内には誰も乗っていなかったので、幸いにも人身事故にはならなかった。

このクルマはヒュンダイ自の「キャスパー」で、韓国の軽自動車規格に適合している。

キャスパーのアウタ―サイズは全長3,595mm、全幅1,595mm、全高1,575mm、ホイールベース2,400mmで、日本の軽自動車、スズキジムニーの全長3,395mm、全幅1,725mm、全高1,575mm、ホイールベース2,250mm;と比べると、全高以外はキャスパーの方が一回り大きい。

エンジンは3気筒 1.0L 75psと同ターボ 100psの2種類がある。因みジムジーは3気筒 0.66L ターボ 64psだが、普通車規格のジムニーシエラ(車幅1,645mm)は4気筒1.5L 102psを搭載している。

キャスパーの韓国市場向けモデルは、光州広域市のグローバルモータースに生産委託されている。同社はヒュンダイ自のグループ企業では無く光州市のプロジェクトで、これにより人権費は現代自の半分に抑えられる事で、現代自の労働組合に対するけん制も可能となる。

キャスパーのプラットフォームは、海外専用でインドとマレーシアで生産しているAセグメント小型車i10と共通で、ジムニーのような本格的なオフロード用では無く、見かけだけのSUVというものだ。

日本でも、軽自動車の事故車を見ると、その損傷の大きさにゾッとするが、それにしても、いくら大型ミキサー車が乗り上げたとはいえ、これほどまでに変形するとうのも驚きだ。要するに剛性不足なのだろう。

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