大谷選手の専属通訳・水原一平氏の賭博掛け金事件により、ワイドショーでは大騒ぎとなっている。
例によって怪しげなコメンテーターが出没しているが、特に米国で弁護士をやっている日本人がなんだぁ、かんだぁ言っている。
その中でも、大谷選手が知らないうちに送金するなんて有り得ないから、大谷氏の顧問弁護士は墓穴を掘った、とどや顔で言っている輩がいたが‥‥。
いやいや、方法はいくらでもあるでしょうに。
そして、同じく日本人の米国弁護士の中には、大谷選手の知らないうちに別の大谷名義口座を作る方法を指摘していて、これは確かにあり得る。
では、大谷選手のメインの口座から他人が振り込む事が出来るかについては、二重認証でスマホに連絡がくるから有り得ない、な~んて、これまたどや顔で言っているコメンテーターもいるようだが、いやいや、二重認証なんて穴だらけだ。
確かに、素人からすればもの凄く面倒くさいから、こんな完璧なシステムがあるから絶対だ、と思うだろうが、少しITに詳しければ裏はいくらでも考えられる。
例えば、日本でも使われている本人登録スマホに認証要求が来るタイプだったら、そのスマホを本人が使っているのとは違う端末に設定すれば良いだけの話だ。勿論そのシステムもセキュリティ対策はしてあるのだが、これまた破るのも簡単だったりして、もう堂々巡りだ。
セキュリティというのは、厳しくすればするほどに使い辛くなるが、悪いヤツからすればいくらでも突破口はあるとうのが現実だ。
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