ヒュンダイ自は欧州で内燃機関搭載の高性能車をこれ以上生産しないことを決めた、と韓国メディアが伝えている。同社は今後高性能のEVで市場を攻略する方針だという。
さてその高性能車とは、「N」というブランドで、まあ、言って見ればBMW の「M」や、それをパクったレクサスの「F」を更にパクったものだ(笑
今回、i30Nとi20Nのチェコ工場・トルコ工場での生産を中断し、在庫が無くなれば両車の欧州での販売を終了するという。
i30NはCセグメントのハッチバック車で、標準の1.0L 直噴ターボ 120psに代えて2.0L ターボ 280ps 392N-m のエンジンを搭載した高性能車だ。
⇒本篇日記 2024/3/7(Thu) Hyundai i30 N (2021)
そしてi20NはBセグメントのハッチバック車 i20をベースとした高性能モデルで、標準の1.0L 直噴ターボ 100または120psに代えて1.6L ターボ 204ps 275N-m のエンジンを搭載する。
⇒本篇日記 2024/3/12(Tue) Hyundai i20 N (2021)
しかし、世の中は急激にEVから離れている今日この頃、ヒュンダイは何故に「EVにオールイン」戦略に向かうのだろうか?
ヒュンダイは2021年末に、「エンジン開発センターを廃止し、新設する電動化開発センターが先導する」という方針を内示している。ヒュンダイのエンジンは何を隠そう三菱そのもの。最初はノックダウンから始めたが精度の悪さから、三菱の同等モデルよりもパワーもトルクも劣っていた。
その後独自開発という事で高級車用のV8エンジンの開発をしたが、基本技術は三菱製をベースにしている。ようするに、独自に高性能なエンジンが出来ないから、エンジンのいらないEVに鞍替えするという事で、結局はエンジン生産能力が無いのでEVに突き進んだ中国と同じ理由だった。
さ~て、結果はどうなるか?
これゃ見ものだ。
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