多くの記録を打ち立てた平成の大横綱であった白鳳だが、その裏では相手を負傷される程の硬いサポーターなど反則に近い行為も問題になっていた。結局、相撲協会としてはこれ以上続けられたら世間様が反則と言わないまでも、スポーツマンシップの欠片も無い選手である事を認識してしまう前に、目出度く引退という事で手を打った、というところだろう。
その元白鳳の宮城野親方の弟子である幕内北青鵬による暴力行為を止めずに監督責任を怠ったとして、委員からヒラの年寄りへと2段階の降格という厳しい処分が下された。
北青鵬のパワハラとはどんなものかというと、日常的に顔面や睾丸を平手打ちしたり、指を接着剤でくっつけたり、殺虫剤のスプレーに点火した炎を体に近づけたり‥‥って、おいおい、そりゃパワハラというよりも傷害罪じゃないかぁ。
北青鵬は宮城野親方と同じモンゴルの出身で、身長2メートル4センチと現役最長身という恵まれた体躯で将来を嘱望されたいた。ところが、素行不良の評判が絶えず、出稽古に行くといって何をやっているのかわからず、他の弟子の財布から金が無くなり疑われたり‥‥。
それでも宮城野部屋で唯一人の幕内だったことから甘やかし続けられたという事で、ロールスロイスに自分で雇った運転手付きで場所入りしたりと、相撲協会も問題視していたという。
今回の騒ぎで相撲協会は北青鵬に引退勧告の処分が相当と判断したが、その前に自ら引退する事を選んだ。
宮城野親方は相撲協会の理事の座を狙っていたというが、理事どころか「首の皮一枚」状態であり、加えて相撲協会としては今後別の不祥事を探して白鴎を完全に角界から追放しよう、と考えているという。
落ち目とは言え日本の国技(本当は違うけど)である相撲が、外国人脈に乗っ取れれるというのは、日本人としては許しがたい事であり、ここはひとつ相撲協会の頑張りを期待しよう。
えっ、その相撲協会の理事達もろくでもないって?
まあ、ねぇ。
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