米税関 強制労働の部品を使っていると数千台のドイツ製高級車を押収

 

米国でポルシェ、ベントレー、アウディなどのブランドが製造した数千台の輸入高級車が、これらの車両の一部が、中国での強制労働で作られた製品の輸入を禁止する法律に違反していることが判明し、米国当局によって押収されている、という。

14日のフィナンシャル・タイムス紙によると、アウディ数千台、ポルシェ千台、ベントレー数百台が車両の一部に、「中国の強制労働で作られた部品の輸入禁止の法律」に違反している事が判明し、禁止部品を交換するまで保留されている、という。

問題の部品は大型のコントロールユニットの一部である小型の電子部品に関するもので、フォルクスワーゲン社は部品が到着すると順次交換されるというが、顧客に対しては遅延の情報を提供するとしている。

フォルクスワーゲン社は新疆ウイグル自治区の首都ウルムチに製造施設を持っているが、人権擁護団体はこの施設での強制労働の懸念を指摘している。ウイグル自治区での事業の今後については合弁先の上海汽車と協議をしているというが、フォルクスワーゲンも早いところ中共と手を切らないと、米国での商売が出来なくなる事は当然判っているだろう。

ところで、トヨタや日産も中国での合弁事業を行っているが、大丈夫なのかねえ?

尤も、米国で売れに売れているトヨタ車は殆どが米国生産だから、輸入車では無く米国産車だが。

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