マイナンバーカードを健康保険証として使う「マイナ保険証」は度重なる不具合から極めて評判が悪く、政府は今年12月に現行保険証を廃止すると息巻いているが、ちょいと無理じゃねぇの。
そんな状況で国家公務員の昨年11月分のマイナ保険証利用率が4.36%だった事が判明した。中でも防衛省は2.5%という状況で、結局身内の公務員にまで相手にされていない事がバレてしまった。他の省庁の利用率は総務省:6.26%、農水省など4省庁:5%台、文科省や法務省:4%台、外務省:3.77%と、何れも低い事に変わりはない。
利用率で表示するとインパクトは少ないが、言い換えれば国家公務員ですら95%がマイナ保険証を拒否しているという事だ。
確かに、クリニックなどにかかった時に、受付でマイナ保険証を出している患者は見た事が無いし、受付でもマイナ保険証を使う患者がいる事を想定していないかの如く、端末機は端のほうに放置されていたりする(笑
公務員がこんな状況だから、民間では当然ながら保険証の廃止に反対している。大阪府の保険医協会が実施したアンケートでは、「保険証は残すべきだ」という回答が7割近くあった。これにより同協会は反対の立場を表明した。医療機関に反対されたら、どう考えても普及はしないだろう。
さ~て、政府はどうするつもりだろうか?
こうなったら、初めてマイナ保険証を使った患者には2万円が支給される‥‥とかの方法でも使うしか無いかな。
いやいや、そんな事をやっても、その時だけ使っても2度と使う事は無いだろから、結局利用率は上がらずに、保険証の廃止は事実上無理‥‥となるのがオチだろう(笑
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