電気自動車(EV)のバッテリーは現在、リチウムイオン電池が主力となっている。しかしこれ、条件によっては発火するという根本的な問題を抱えている。しかも、一度発火すると消化が極めて困難という大きな問題もあり、オマケに火災の際にはシアン化水素やフッ化水素のような多数の有毒ガスまで発生するというから、環境に優しいどころか毒ガス爆弾を抱えて走っているようだものだ。
そして、バスのような大型のEVとなれば、バッテリー容量もそれだけ大きく、これが発火すると大変なことになる。実はロンドンではこのところ数日以内に3台のEVバスが火災を起こしている。
速報:ロンドンでまた電気バスが火災、数日以内に3台目となる
BREAKING: Another electric bus catches fire in London, a third one in a matter of dayshttps://t.co/ZKUhLFqX2e
— Insider Paper (@TheInsiderPaper) January 25, 2024
実はこれは最近の話だけではなく、ロンドンでは既に2020年頃から電気バスの火災は多発してたのだった。
ロンドンバス爆発:5台の電気バスが火の玉で上昇-煙が何マイルも続く
ロンドン近郊のポッターズ・バー・バス・ガレージで、5台の電動2階建てバスが爆発した。
London bus explosion: Five electric buses go up in a fireball – smoke seen for miles
FIVE electric double decker buses have exploded at the Potters Bar Bus Garage near London. pic.twitter.com/z6mLTswRPq
— Petronilla Husbands (@PetronillaHusb1) May 22, 2022
次のサイトには他にも数多くの火災風景の動画が埋め込まれている。
⇒ロンドンのバス自然発火:なぜこんなことが許されるのか?
最近やたらと高速道路上で大型トラックなどの火災の報道が目に付くが、これってクルマは燃えるものという先入観を植え付けて、EVが特別ではないと思わせるのではないか、何て疑いたくなる。EV詐欺師からすれば、実はエコではない事以上に自然発火の危険がある事を一般庶民には知られなくないだろう。
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