戦後最大の疑獄事件になるかと思われた自民党派閥パーティー裏金事件について、地検が任意聴取を行うなど捜査を進めてきた安倍派と二階派が、来週にも派閥と所属議員の政治資金収支報告書を一斉に訂正する、と報じられた。
安部派では所属議員98人中の約80人がキックバックを受けていたという。これを検察が全て立件したら安部派は、いや自民党は崩壊するだろうから、地検はどこまで追求するかが焦点となっていたが、政府は通常国会を26日に召集する方針というから、時間的に検察が立件するのはネズミ捕りに引っかかって逮捕された池田佳隆衆院議員だけ‥‥とか。
安部派といえばそのルーツは戦後GHQと取引をして戦犯を逃れた岸人脈であり、いわゆる清和会であり、清和会の議員は何をやっても立件されないと嘯くくらいで、検察からすればアンタッチャブルだった。それが、今回はもしかして‥‥と思われた。
その清和会と対するのは田中角栄氏に繋がる陸山会であり、その角栄氏の娘である田中真紀子氏が、最近突然にマスコミの前に現れた事も、もしかして安部派崩壊と自民党再編の流れを予感させるものでは、と思ったが‥‥。
何と、田中邸が火事で焼失してしまい、その後殆ど話題になっていない。すなわち、マスコミは知らばっくれたのだった。という事は、何やら大きな力が動いているのかもしれない。
田中氏は中国に向かった政策をとった事で台湾ロビーにより葬られた、というのが大方の見方だが、その台湾の総統選では反中共の民進党が勝利した。
この状況は、何やら大きな力が動いていると思うしかないが、こうなるとその攻防は結果を読めない状況だ。
まあ、もう少し様子を見るしかないかなぁ。
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