前回のご本尊について補足をすると、その後調べてみたらば、(本物の)日蓮宗では掛け軸ではなく仏像を飾る場合、曼荼羅部分はその代表仏を表したものがあるようだ。写真下の中央奥が曼荼羅で、その手前には日蓮上人の像もある。いや、立派なものだが、価格は数十万円コースと掛軸より一桁高い。
まあ、旧家の仏壇を新しくするとき等に、総予算ウン百万コースという場合だろうか。
それでは今回の本題として、創価学会の数珠について調べてみた。
葬式や法事では中年以上の参列者の多くは数珠をもっているが、その殆どは略式と言われる珠数が少なく短いものだ。
これに対して本式数珠というのは概ね珠数が108個と略式に比べて多く、その分珠の大きさは小さい。そして各宗派によつて形状や細かい部分が異なっているから、各自の宗派に従った数珠を購入する事になる。
それでは、創価学会の数珠はというと、形状としては日蓮宗の本式数珠と同じだが、多くの場合は房が白となっている。
従って、もしも葬式や法事の参列者がこの手の本式数珠で房が白いものを持っていたらば、かなりの確率で創価学会の信者という事になる。
逆に、日蓮宗でも白い房の数珠もあるようだが、これだと創価学会員と間違われるリスクが大きい。
なお、創価学会でも白以外、たとえば創価の三色旗と同じ、なんていうのもあるようだ。
こんな旗のがある事は信者以外は誰も知らない、というくらいに認知度が低いが、赤・青・黄じゃあ、まるで信号機だ(笑
いや、まあ、凄いねぇ。
でも、まあ、仏壇の変態さに比べれば、数珠は基本的に日蓮宗と同じのようだった。
さて、次回は信者が毎日お勤めとして唱えるお経について纏めてみる。
⇒創価学会って仏教なのか?(後編)
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