17日夜にガザ地区のアル・アフリ・アラブ病院で爆発が発生し、ガザ地区保険省によると少なくとも500人の民間人が死亡した発表した。
ハマスは即座に「アル・アハリ病院の爆発はイスラエル軍の空爆によるものだ」と非難し、世界の左翼はイスラエルの非人道行為と非難したが、爆発現場の画像を見れば、これはどう見ても空爆の結果ではない事が判明するという。
下の写真はイスラエル軍がドローンで撮影した現場の空撮だが、火災にあった車は爆発による損傷が殆ど認められない。
爆発現場の地上写真ではミサイル攻撃で発生するクレーターが無い(写真左下)事や、そこから20m離れた建物には殆ど損傷がない(写真右下)などが確認出来る。
結局、病院の火災で500人が死亡した事件は、ガザに対するイスラエル軍のミサイル攻撃ではなく、何らかの火災が起こった事が原因だったことは明白となった。
ところで、日本人の感覚では病院と言えば最も安全な場所に感じるが、ゲリラの常とう手段として影響下にある病院や学校には大量の爆薬を仕掛けておくのが常識で、紛争時にこれを爆発させて、相手側が非人道的な攻撃をしたというプロパガンダに使うのだという。
それにしても、宗教が対立の元なのに、過激派は宗教どころか悪神にとりつかれた如く、非人間的な行為をするのはどういう訳だろうか。
尤も、悪神信仰も宗教には違いないが‥‥。
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