国連報道官によると、イスラエル軍が国連に対し、パレスチナ自治区ガザ地区の北部に住む住民は24時間以内に同地区の南部に退避すべきだと伝えた。下の画像でいえばエジプト側に退避せよという事のようだ。
イスラエルが通告した退避期限は日本時間14日午前6時というから、丁度今その期限が来たところだ。しかし、ハマスはパレスチナ人の退避を拒否する声明を発しているから、市民が退避行動を起こせば力尽くで阻止するだろう。
イスラエル軍は既に予備役30万人を招集済で、ガザ地区との壁付近に多くの地上部隊と兵器が終結している。
この緊急事態に対してブリンケン米国務長官は12日にイスラエルを電撃訪問したが、ガザ侵攻を思いとどまらせる事などはしていないようだ。長官はその後ヨルダンでパレスチナ自治区のアッバス議長と会談したというが、これまた事態の鎮静化の役にはたっていない。
それにしても、今回のハマスのイスラエルに対するテロ行為は、どう見ても報復で全滅の可能性があるレベルであり、一体何故にこんな行動に出たのだろうか?
そしてイスラエルの油断というのは、まさか全滅覚悟の作戦に出るなどは思いもよらなかったのだろう。
日本に情報が入るまではどうしても時間差があるが、退避期限を過ぎた今、現地はどうなっているのだろうか?
こりゃ、必死で海外の情報を探しまくるしか無さそうだ。
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