兼重前社長 不正を知らなかったというのが嘘とバレる

 

ビッグモーターの保険金不正請求について、同社の兼重前社長は7月25日の会見では「板金部門が勝手にやったことで会社の上層部はこの件をまったく知らない」と言っていた。

何たって、「報告を受けて、耳を疑った、こんなことをやるのかと愕然としましたね。大事な大切なお客様の車をお預かりしてこれから修理する人間が傷をつけて水増し請求する! ありえんですよ。」
なんて言ったのだから‥‥。

しかーし、当時の板金工場の責任者がマスコミにバラしたところでは、2006年に全国から店長や工場長などが出席した会議で、事故で破損したボディーパーツの保険修理で、新品ではなくリビルト(再生)品を使用した事で利益が上がったという報告があったという。

その報告に兼重氏は嬉しそうに
「請求は新品として保険でやればいい。お客様にはリユースだろうが新品だろうがきれいに色を塗って仕上げればわからんじゃろ。どんどん、リユース部品、リビルト商品を使いなさい」
と発言したというのだ。

それに加えて、今年の1月には以下のようなメールが発信されていた事で、この時点で既に不正を把握していた事がバレてしまった!

あれあれ。

しかし、あの7月25日の会見が大芝居だったとは、まあ中々の役者やのう(笑

ところで、ビッグモーターの社内メールのサーバーは何処が管理しているのだろうか?

社内の情報部門の社員か、はたまた外部のシステム会社からの出向者による委託管理か?

警察が強制捜査に入ればメールサーバーのデーターも押収できるだろうが、その前に全削除をされれば終わりだ。何れにしても会社がデーターを削除する前にバックアップをとって何処かに隠しておく事が必要なのだが‥‥。

一般に大規模なサーバーのOSはUNIXが殆どであり、これはウィンドウズのように削除しても簡単に復活できるという事は無い。

とは言え、今回のように重要なメールのコピーは他にも多くの社員が持っているだろうし、マスコミなどん売り込んで一儲けしよう、何て輩は大勢居るのではないかな(笑

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