ビッグモーターと知床遊覧船の常軌を逸した利益追求は同じコンサル会社の指導だった

 

利益追求の為には常識どころか違法な手段を使うのは当たり前‥‥というビッグモーターの経営方針に大いなる批判が集まっているが、昨年、これまた利益追求の為に法令を無視した結果、乗員乗客26名全員が死亡・行方不明となった知床遊覧船の事故の運営会社の経営方針にそっくりだ。

と、思ったら‥‥

何と、両社の経営コンサルタントは、ダスキンのフランチャイズ事業のほか、中小企業への経営コンサルティング事業を行っている「株式会社武蔵野」だった。武蔵野のトップは経営コンサルタントの小山昇氏(75)で、同氏から指南を受けた会員企業750社のうち、400社以上が過去最高益を達成しているという。

まあ、あんなやり方をすれば利益が上がるだろう。

今や話題のビッグモーターの「経営計画書」も小山氏が指南したという。

そして知床遊覧船の桂田社長は遊覧船買収の際、小山氏に相談したとされていて、その結果がベテラン船長や従業員の解雇のほか、船の整備不良や悪天候での無理な出航などでの大惨事となったのだった。

これって、ビッグモーターの場合とそっくりだ。と、いう事は小山氏に指南を受けた他の企業も、相当ヤバい事をやっている事は当然考えられる。

尤も、武蔵野は「環境整備点検」「経営計画書」などの仕組みについて
「そのような仕組みの導入を推奨していたのは事実ですが、過度な経費削減、無理な努力目標や自己啓発を強いるよう指導する事はございません。ましてや、パワハラまがいの行為を誘発するようなことは、あってはならないものと考えております」
と言っているようだが‥‥

まあ、今後如何に逃げ果せるか、これぁ見ものだ。

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