ロシアと戦争すれば国際宇宙ステーション(ISS)が人質になる?

 

ウクライナ侵攻によりロシアに対する各国の経済制裁が始まっているが、現状は欧州のようにロシアからのエネルギー供給が無いと成立しない状態だったりして、制裁とはいえ抜け穴だらけというのが現状だ。
何故かロシアは引き続きNATO諸国にガスを供給し、侵略後は更に供給量を増やしている?

そして今、また新たな現実が暴露された。というのはISS(国際宇宙ステーション)は米国、ロシア、日本、欧州、カナダなどの計15カ国で運営されており、4日現在、米国、ロシア、ドイツの宇宙飛行士計7人が滞在している、という現実がある。

ISSのモジュール(構成パーツ)は主にロシアと米国製であり、ロシアが協力を拒否すると、これまた成立しなくなってしまう。加えて、ISSの高度維持や姿勢制御は、ロシアが打ち上げるISSへの補給船とロシアのモジュールが担っているというから、これはもうロシアに完全に牛耳られている事になる。

それ以外にも、ロシアはフランス領ギアナのギアナ宇宙センターから技術者を撤退させており、現地でのロケットの打ち上げに支障が出ているとか、米国が運用するロケット「アトラスV」のエンジンはロシア製であり、これも新規納入を停止されているという。

あれあれ、ロシアを制裁どころか、宇宙分野ではロシアに制裁されている状況だった。

だめだこりゃ。

.

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です