ロシアのウクライナ侵攻はやっぱりプーチン対ネオコンの戦いだった?

 

このところ毎日のように報道されているロシアによるウクライナ侵攻だが、日本のマスコミはプーチン悪者説に一貫している。ハッキリ言って日本のマスコミは米国マスコミのコピーであり、その米国のマスコミは一部の例外を除いてDSとかネオコンと言われている世界を動かす闇の勢力の傘下であり、という事はプーチンの真の敵はネオコンという想像が容易に出来る。

ところで、今回のウクライナ侵攻については、その始まりは1991年、旧ソ連の崩壊にまで遡るという。この時、ソ連の国有企業は民営化されたが、取り分け高い技術力があり、軍用機や軍艦を開発する能力のある企業を持っていたウクライナは、戦争屋(ネオコン)が真っ先に手を出した事は容易に想定できる。

その後、2003年からは旧共産圏の民主化運動であるカラー革命がおこった。ウクライナは2004年のオレンジ革命と呼ばれる「民主化」が行われたが、その背後にはジョージソロスに代表されるネオコンがいた。

そして現在のウクライナの混乱の直接の元になったのは、2014年のウクライナ危機であり、今回独立を宣言したドンバス地域の紛争もこの時始まっていて、ウクライナ軍、というよりもネオコン配下の私設民兵がロシア系市民の大量虐殺を行っていた。

この紛争は2015年のミンクス合意でドンバス戦争停戦が決まったが、ウクライナ政府はこれを履行しなかった。その原因は米国(ネオコン)がウクライナに合意の履行をさせなかったからだ、と言われている。

この2015年の合意でのプーチンの主張は、ドネツク、ルガンスクに半自治権を与える事、独自の警察を持たせてウクライナからの迫害を防ぐ事であって、独立させろとは言っていなかった。

しかしこれらは無視され、相変わらずロシア市民の虐殺が続いた事から、このままロシアが放置していたら、これら地区のロシア人が皆殺しになってしまう、という事で遂に強行手段に出たのが今回のロシアによるウクライナ侵攻というのが、どうやら真実のようだ。

実はロシアはウクライナを欲しいとは思っていないという事で、今回の侵攻でネオコン傀儡であるウクライナのゼレンスキー大統領を失脚させ、反ネオコン政権を樹立させる事が目的だと言われている。

しかし、今回の侵攻でプーチンはキエフの市街戦でこれ程までにウクライナが抵抗するとは思っていなかったようだ。市街戦となれば、強力な兵器は使えず、市内の隅々に隠れている相手とのゲリラ戦となり、ロシア側も小銃と手榴弾という旧態依然とした戦いになり、しかしこれは長い時間と多大な兵力の投入が必要となり、これはプーチンの大誤算だった可能性がある。

とはいえ、ウクライナもこれ以上の疲弊は避けたいであろうから、ロシアと何らかの合意を狙っているだろう。

結局、両国がお互いどこまで妥協するか、という事になる。

そして、それでも決着が付かなければ‥‥ロシアが核を使い‥‥第三次世界大戦突入‥‥という事態が絶対無いとは言えないという、世界的な危機が押し寄せている事は間違い無い。

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