韓国与党の次期大統領候補 李在明(イ・ジェミョン)氏とは、どんな人物なのだろう。
李氏は1964年生まれの56歳で、10月までは京畿道知事を務めていた。所属政党は文ちゃんと同じ「共に民主党」で、弁護士資格を持つ事でも文ちゃんと共通点がある。
また、生家は貧しくて国民学校(小学校)卒業後に少年工としては働きながら中学と高校の卒業検定に合格し、最終的に大学の修士課程法学科を卒業し司法試験に合格、弁護士になったという、中々の苦労人ではあるようだ。
そして反日という面では、どうやら文ちゃんも顔負けのようで、共に民主党は過去の独立運動や民主化運動に加え、日本統治時代の暴力・虐殺・人権蹂躙やそれに対する抵抗運動についての事実を歪曲したり歪曲に同調したりする行為を禁じるという「歴史歪曲防止法」を国会に発議しているが、李氏はこれを更に進めた「歴史歪曲断罪法」を早期に成立させよう、としているのだった。
「歴史歪曲防止法」でも、旭日旗を使用しただけでも最大で懲役10年または2億ウォン(およそ2000万円)以下の罰金が科せられるというのに、これを更に進めるって、一体どんな法律を目指しているのやら‥‥。
まあその前に、お前らの方が歴史を歪曲しているだろう、と突っ込みたいところだが(笑
それで、12月17日現在の各大統領候補の支持率はというと
・共に民主党 李在明(イ・ジェミョン)候補 36%
・国民の力 尹錫悦(ユン・ソクヨル候補) 35%
・正義党 沈相奵(ム・サンジョン)候補 5%
・国民の党 安哲秀(アン・チョルス)大統領選候補 5%
という事であり、共に民主党と国民の力が良い勝負となっている。
因みに「国民の力」のユン・ソクヨル候補は現政権の検事総長だった人物だ。
⇒現政権の検察総長が野党第一党の大統領候補という韓国の不思議
さて、その李在明候補だが、このところ長男の違法賭博疑惑が暴露され、これを認めた事で窮地に陥つているようだ。ところが、相手となる尹錫悦候補も妻の虚偽経歴騒動が発覚し、まあ良い勝負だった(笑
さて今のところ接戦であり、極左の「共に民主党」が勝って文ちゃん路線を引き継ぐか、それとも保守の「国民の力」が勝って現実路線になるのか、結果は来年の春をお楽しみに‥‥という事だ。
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