格付け会社フィッチが恒大と佳兆業を一部デフォルトに格下げ

 

9月末から既に債券の利払いが出来ず、猶予期間の30日後にギリギリで回避するという綱渡りを続けて来た恒大集団だが、ここに来てグループの会長が利払いを出来ないと公表するなど、いよいよデフォルトか、といわれている。
恒大集団 遂にデフォルトか?

そして遂に格付け会社フィッチ・レーティングスが9日、恒大集団とその子会社の恒大地産集団および天基控股の格付けを「C」から部分的な債務不履行(デフォルト)に相当する「RD」に引き下げたと明らかにした。

既に社債保有者の一部が12月6日の猶予期限までに利払いを受けていない事実を報道がされていたが、今回の格下げはこの情報を補完するものだ。

なお、格付けRDとはRestricted Default(一部債務不履行、一部デフォルト)の意味で、更に進むとD(Default、債務不履行)となる。なお、格付け会社によってはSDが無くてCの下はDという場合もある。

また、同じく中国の不動産開発大手である佳兆業集団も同様に格付けをRDとされた。

大手2社のデフォルトにより中共の不動産危機は新たな局面に入った事になり、中共経済は増々混迷するだろう。

要するに、中共は五輪どころでは無いし、ましてや戦浪外交何てやっている状況では無いのだが、逆にこの危機を誤魔化すためにイチかバチかの台湾侵攻‥‥なんて事は無いとは思うが‥‥。

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