防衛省が開発中の巡航ミサイルの射程を1000キロメートル超まで伸ばし、地上配備だけでなく艦艇や戦闘機へも搭載し、2020年代後半までの配備を目指す、と日本経済新聞が伝えている。
具体的には、国産の12式地対艦誘導弾(SSM-1)の射程を現在の百数十キロから1000キロ超に延ばす事で、日本を攻めてきた艦艇への反撃や占領された離島の奪還手段として開発する。長射程化は自衛隊が敵の射程外から対処しやすくなる。
自衛隊が持つ現在のミサイルの射程では敵艦の対空ミサイル圏内に入らないと反撃しにくいが、新ミサイルは追尾して精密に打撃する能力も持つ。
射程1000キロということは、尖閣諸島周辺に中共人民解放軍が上陸作戦のために強襲揚陸艇などを展開してきた事を確認したらば、1000キロ離れた陸上から発射して上陸作戦を阻止する事ができるだろう。
では尖閣諸島から1000キロというのはどの辺だろうか?
上手い具合に九州から尖閣諸島までカバーできる。
では、沖縄に配備したらどうなるかというと‥‥
おっと、台湾に上陸しようとする艦艇を狙う事ができる。
それにしても、沖縄の軍事的な価値というのは実に高い事が判る。
また、このミサイルを陸上のみならず、艦艇や戦闘機への搭載も予定しているようで、そうなれば更に行動力が増す事になる。
これを見れば、中共が大騒ぎするかと思ったら、それよりも先に速攻で伝えたのが韓国紙だった。その中で、このミサイルは北朝鮮や中国など周辺国のミサイル基地などを日本が直接攻撃する「敵基地攻撃能力」を保有する動きだ、と警戒している。
周辺国と共に真っ先に批判しそうな日本の左翼はどうなのだろうか?
今のところニュース記事を検索しても見つからなかったが‥‥。
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