このところニュースで頻繁に一千万円以上もするレクサスの高級車が盗まれたという話が報道される。そのレクサスとは LXという高級SUV、というかオフロードカーとして世界的に人気のランドクルーザーの豪華レクサス版で、このクルマについては
⇒本篇日記8月22日 Lexus LX 570 (2016)
にて。
実はレクサスLXは愛知県において、何と昨年の盗難が119台で、これは愛知県で登録されているLXの5台に一台が盗まれた事になる。
これ程迄に盗難が多いという事はレクサス(トヨタ)のセキュリティシステムに大きな問題がある、と考えるのが普通だ。実際盗まれた車には純正のみで、社外品のセキュリティシステムが搭載されていなかったという。
ええっ、やっぱり純正じゃダメなのか。
窃盗犯の手口は、ガレージから自宅が判るので、その家の前で玄関等に置かれたスマートキーの発する電波をキャッチしこれを記録する。この記録したパターンを車両の傍で発すると、スマートキーを所持していると騙されて、簡単にロックを解除してしまう、というものだ。
確かにあのスマートキーというのは問題があるとは思っていたが、やっぱりねぇ。
それで社外品のシステムはセキュリティ用のリモコンが独立しているから、上記の手口が使えない、という事だった。ただし、この社外品のセキュリティシステムの価格は20~50万円って、おいおい、ボッタクリじゃねえか。でもまあ、盗まれるよりはマシだが。
いや何よりも、トヨタはセキュリティシステムを何とかするべきだろう。
LXやランクルは中東や中央アジアなどの後進国では正に憧れのクルマだ。アフガニスタンでもタリバンの指導者なら欲しいだろう。あっ、そうか、このところタリバンからの注文が多くって、窃盗団も忙しい‥‥とか。
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