ウイグル人はイスラム教徒、タリバンはイスラム原理主義、実は中共はビビっている?

 

アフガニスタンをタリバンが掌握した事で、中共はいち早くタリバンの政権を承認する‥‥と言われていたが、どうやら現在は検討中だとか。

アフガニスタンは考え方もイスラム教の解釈も全く違う多くの部族により構成されている国であり、これを1つの国として纏める事は不可能だ。何しろロシア(旧ソ連)と米国とい筈が無い。

米国は20年間に220兆円もの投資をしたが、結局すべてが無駄となった。アフガニスタンは産業と言えるものは唯一麻薬栽培(ケシ)のみだ。麻薬栽培は以前から行われていたが、各部族がバラバラに行っていたものを米国が完全にまとめて、極めて高品質なケシが栽培されるようになり、不法麻薬としてだけでなく医療用としても極めて良質なモノを世界中に輸出するようになっていた。

しかし今回の米軍撤退により、高品質の麻薬栽培も不可能になるのではないか。

実は中共内でもタリバンには関わらない方が良いという意見も多いようだが、何てったって超強気のキンペイだから、アフガンに深入りして泥沼にはまる事も十分に有り得る。

それどころか、一部ではタリバンの中でも超過激なイスラム原理主義を唱える者達が、イスラム教徒のウイグル人を支援する、どころかウイグル自治区自体に攻め込んで、占領してしまう事も無いとは言えない。

米軍は20年間で多くの最新兵器をアフガンに与え正規軍を作ったが、結局それらの兵器は殆ど放置して撤退となり、それらはタリバンが接収する事態となった。すなわちタリバンは暗視ゴーグルから戦闘ヘリコプター、装甲車、偵察用ドローンに至る最新兵器やハイテク機器までも手にした事になり、これらの装備を使ってウイグル自治区でゲリラ戦を始めたら、中共にとっては悪夢となるだろう。

更に、これをチャンスと見てインドもチベット自治区に侵攻するとか、いや国民の97%がイスラム教徒のパキスタンだって中共の弱体化を感じれば、中共に侵攻するかもしれず、いやこれは見ものだ。

と、いうのは単に希望的観測だが。

 

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