7月27日のYAHOOニュースによると、北朝鮮では6月の朝鮮労働党中央委員会第8期第3回総会で、食糧難に喘ぐ国民に軍糧米を配給せよ、との特別命令書を発したとされ、これに基いて各地で配給が始まっている。
ところが、その配給も無料では無く、市場価格よりは安い価格で購入出来る有償配給であり、それすら買えない程に困窮している家庭が多く、10世帯に2~4世帯は購入を諦めた、と伝えられている。
更に、少しでもカネがあるとの噂が広がった家に、棍棒などの武器を手に、覆面をかぶった強盗が押し入る事件が多発している、という。
司法当局は強盗、窃盗に対して理由を問わず労働教化刑(懲役刑)に処すと警告しているが、事件が減る気配は見えないどころか、犯人の中には朝鮮人民軍の兵士と思しき者も多いという証言もある。
この強奪は、最初は単独犯の空き巣から始まったが、次第に集団が金持ちの家を襲う形となり、抵抗すれば棍棒で家の主人を殴り倒して略奪するところまで凶悪化している、というのだから、これが広がればクーデターとなるだろう。
と言っても、国民の多くには既にクーデターを起こすだけの体力すら無いかもしれず、この先一体どうなることやら‥‥。
そして「北」に比べれば「南」は大分マシということか。
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