韓国陸軍は12日午前「メディオン1機が京畿道抱川市の陸軍航空大隊の滑走路に不時着した」と発表した。陸軍は「滑走路で患者を載せようと着陸を試みていた中、不時着した」と説明している。
事故機には操縦士など5人が乗り組んでいたが、機長・副操縦士をはじめ搭乗員全員が骨折など重軽傷を負い、付近の病院へ搬送された。
あれあれ、患者を載せる筈が乗組員全員が患者になっちまった(爆
「メディオン」はあのお笑いヘリコプター「スリオン」、別名「修理ON」と言われるくらいトラブルだらけの機体を医務輸送用に改良したものだという。
⇒韓国軍 現有ブラックホーク改良して継続使用を止めてより性能の悪い韓国製ヘリを配備
下の写真を見ると、ヘリの胴体は尾部と分離されて真っ二つになったまま地面にひっくり返っている状態で、前面ガラスはほとんど割れ、ローターもかなりの部分が破損している。
これぁ、どう見ても「不時着」と言うよりも「墜落」だろう。
事故の直後に韓国陸軍と海兵隊はスリオン・メディオンをはじめ、同じスリオン系列の上陸機動ヘリ「マリオン」の運航を全面中止した。
そう言えば韓国ではそれまで使用していたブラックホーク(UH-60)を退役させてこのスリオンを導入した筈で、という事は廃棄したブラックホークを拾ってきて再使用してるとか(笑